Q&A 型枠について
型枠とは?
型枠とは、コンクリートなど液体状素材を固めるために、流し込み枠組みのことです。
その型枠を組み立てる工事のことを、一般的に型枠工事と呼んでいます。
鉄筋コンクリートの建物を建てるために、必要不可欠な工事です。
型枠工事が必要となる場合とは?
型枠工事は、鉄筋コンクリートの建物を建てるために必要な工事です。
主に、建物の土台部分を造る「基礎工事」のための型枠と、建物の躯体(骨組み)を造るための型枠があります。
どちらも建設物の根幹に関わる箇所ですので、型枠工事は非常に重要な工事となります。
墨出しとは?
墨出しとは、型枠工事の初期段階で行われる作業の一つです。
実際に、型枠を設置する場所を明確にするため、その位置に線や印をつけていきます。
この作業が墨出しです。
図面を基にしながら、作業を進めます。
コンクリート打設とは?
コンクリート打設とは、組みあがった型枠にコンクリートを流し込む作業のことです。
型枠工事の工程の中でも、特に重要な工程となります。
コンクリートを流し込んでしまうと、やり直しがきかないため、事前に念入りな点検をし、打設中にも注意深く観察をしながら、作業を進めます。
コンクリートが固まった後、型枠はどうするのですか?
コンクリートが固まったら、型枠をすべて取り外します。
一般的に、この作業のことを「型枠解体」と呼びます。
危険が伴う作業ですので、慎重に行い、数日かけて解体工事を進めていきます。